株式会社平和の
マネジメント2.0導入事例

職場の活性化×イノベーション

企業の持続的な成長のためにイノベーションの追求は不可欠ですが、組織一丸となってイノベーションを興す仕組みづくりに苦心される企業は、規模に関わらず数多く存在しています。経営層と現場の意識の乖離や、スピード感の無さ、実施する人財の不足など、想定される課題が多々ある中で、まずは組織の正しい現状を把握し、土台を作ることこそがイノベーション実現のための第一歩となります。

そのような中で、将来、「総合レジャー企業」へのイノベーション実現のために、組織の現状把握と職場の問題解決を一緒になって関わって欲しいというご依頼を受けた、株式会社平和の事例についてご紹介いたします。

『もっと楽しめる未来をつくろう』を合言葉に、パチンコ・パチスロというアミューズメントマシン(遊技機)のメーカーとして企画~開発~製造~販売までを一貫して手がけていらっしゃる平和グループ。
日本独自の娯楽文化として広く浸透しているパチンコ・パチスロですが、その歴史はパチンコ約80年、パチスロは約45年にもなります。歴史ある大人のレジャーを盛り上げるにとどまらず、平和グループ内では日本のゴルフ場売り上げシェアの約30%を持つPGMホールディングスでもスポーツ分野で楽しい時間を提供されています。

今回は、管理本部人事グループのお二人にお話を伺いました。


取り組むべき問題を明確にする「組織診断」

(株)平和 管理本部人事グループ
ゼネラルマネージャー
中水 信博 さま

職場の活性化を実現するためには、まず職場の問題解決が実践されなければなりません。そして、その活動を通じて、課員の皆さんの士気が高揚し、活性化に繋がっていきます。そのため、まずは職場の現状を把握するため「組織診断」を実施しました。

「場合によっては、厳しい結果が出る場合もありますが、社員の認識傾向や職場での問題点が数字として示されることによって、取り組むべき問題が明確になります。」と語られるのはゼネラルマネージャーの中水さま。その後の研修対象となる管理職へも的を外さない、より効果的な課題提示が可能となりました。「長期に渡るプログラムでは、すぐに効果が見えるものではありませんが、徐々に良い方向へ向かっているのが分かります。」という評価を頂いています。

他企業においても数多くの現場で、「職場で挙がっている問題・課題が解決されずに放置され、不平・不満などの発言、社員同士でコミュニケーションを取らない、目の前の業務に追われ、自分には関係ない!」と、見て見ぬふり…という状態は散見されます。このような状況では闊達なやり取りはできず、創造的な仕事は不可能です。M-ITでは、各種診断ツールを用いて、職場の問題はどこにあり、課員はどのようにその問題を認識しているのか、定量的に視える形にして、まずは議論できる環境を整えることが重要であると考えています。

マネジメント2.0 の導入

職場の問題や課題が明確になったところで、管理職研修を実施。「マネジメント2.0」を軸に、統制しようと考えるのではなく、部下と協働し、様々な業務に参画させていくという考え方を身に付けていただきました。

平和では何機種ものパチンコ・パチスロ台の開発で制作プロジェクトが走っており、制作の納期もそれぞれ決まっているため、ストレス状況の高い厳しい環境下で働いている社員もいることが想定されました。そのような状況下で、管理職のマネジメントに対する考え方・言動が職場や社員に与える影響は計り知れません。「やはり管理職層が統制型のマネジメントだけで職場運用してしまうと、部下も大変ですし、色んな意見も出ないですし、自由な行動も抑制されてしまいます。そういう意味でもマネジメント2.0の考え方は、ぜひ我が社の管理職層にも研修を通じて、身に付けて欲しいですね。また、診断データを更に読み込んで、未だ隠れている多くの職場の問題点を見つけて改善していってほしいです。」と、チームリーダーの高橋さまも期待を寄せられています。

未来創造のための道しるべ

(株)平和 管理本部人事グループ
人事チームリーダー
高橋 康友 さま

「日々忙しく働いているとどうしても見失いがちになりますが、こういった診断を活用することによって、社員が今どのようなことを考えて活動しているのか、そして“我が組織がどうなっていきたいのか”という中長期的なビジョンのようなものが見えてきますよね。そして、そのためには短期的にどうすれば良いのか、具体的活動が管理職研修の中で共有できるので、より実践的で効果的なんです。」

めまぐるしく社会情勢やトレンドも変わる昨今、中長期的なスパンで計画を立てて事業活動を展開していくことはますます難しくなっています。
そのため、”我が社・我が職場は、どのような未来を描いて、どういった活動を日々実践して行けば良いか”というビジョンを掲げることが重要です。
そのビジョンに向かって、現状はどのような活動が展開されており、目標に向かって活動していく上で、どういう問題を解決していかなければならないのか、しっかりと人や職場にクローズアップし活動していくことが大切です。

M-ITは、組織分析や人財分析サービスによる現状把握と課題抽出を糸口に、各社の目標達成・事業推進の実現を支援するソリューションを展開しています。